かっとび二一斗のブログ

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BADだねヨシオくん!

おい、小池!に憧れて

 

いきなり不謹慎で誠に申し訳ありません。

 

まず小池と言っても、徹平でも一夫でも百合子でも龍之介でもありません。そうです、「おい、小池!」でお馴染み小池俊一容疑者のことです。

 

もちろん彼の犯したであろう事件に関しては許されることではありません。ただ僕(僕ら)のような自堕落ヴァイブスを持つものにとっては、ちょっとした憧れの対象になってしまうのです。

 

だって、女性の方から「ウチに一緒に住まないか」と話を持ちかけてきたんですってよ。おい、小池!、の手配書を見てもわかるように決してイケメンではないですよね。いわゆる逆ナンという形で始まった小池容疑者のヒモ生活。どのようにして同居までに至ったのか気になるところですが、暴力で支配していたような様子はない、と感じます。なぜギャンブル絡みで殺人事件までおこしたといわれてるのに、同居女性からの月二万円のみのお小遣いで満足していたのか。というか、ほとんど外には出ず留守番をして女性にご飯まで作ってもらっていたそうだ…。うん、いわゆるクズだ。いや、羨ましいよ、その生活。当然刺激的ではないけれど、働かなくてよかったんだから。僕も同じように同居女性の方に依存して生きてはいるが、さすがに働かなくていいとか家賃要らないとかは言われたことはない。最低限の賃金は確保している。ということは残念ながら労働をしているのだ。結局のところ、そこまでの魅力が僕にはないということだろう…。

 

これ以上は情けなさ過ぎてやめておくが、もう一つ僕には小池に縁がある。

 

昔、通っていた芸人の養成所時代にコンビを組んでいた男が小池という名前だったのだ。養成所と言っても、同期で入ったのはたったの五人。すぐに一組がコンビを組み、もう一人はピン芸人としてやっていくと決めていたので、必然的に僕は小池と組むことになった。僕はこっちの小池を、世界一面白くない人間だと思っていて、例えば、「あ」と言えばウケる状況をみんなで作りあげたのに、小池が「あ」と言えば辺り一面を地獄のような空気にさせる。なんて言うか、テストの回答に正解を書いて出したのに不正確になってしまうほどの凄い男だった。そんな男と僕はさすがにやっていくことは出来なかったし、今でもいい思い出ではない。

 

しかし、あの世界一面白くない人間、小池も今ではキチンとしたそれなりの仕事をして世の中の為になっているらしい。それに引きかえ僕と言えば、夕方からのわずかな労働のみのため今日も平日の昼間からテレビを見ながらこんなことを書いている(現在、アパートの改修工事のために騒音で全然音は聞こえませんが)…。

 

そんな訳で、まだまだ11年近く女性の家でひっそりと潜伏生活を送っていた小池容疑者の足元にも及ばない僕ですが、一つ確信があります。人間界では容疑者死亡のまま書類送検とのことなので、あの世での刑がどうなっているかはわからないんですが、毎日平日の昼間も家を出ずにいたであろう小池容疑者が、もしも「笑っていいとも!」の終了を知ったら悲しむに違いないです。

 

おそらく地獄で。